【FEH】故事怪文書エクラ生きていたのか！！

かつては魔王と恐れられたフォデスも、今では召喚士の妖術にかかり、雑兵に等しい扱いを受けている。久しく天空の城で敵の弓を受け、呪いで焼かれることを生業としていたが、より屈強な兵が登用されるにつれ、ついにはその任を解かれることとなった。
城下は冬祭り。所在なく彷徨うフォデスは、当然祭りの恵みを受けることもない。童に菓子を遣ることで日銭を稼ぐほかないのだ。その折、祭りの装束に身を包んだ幼子がやってきた。ファたそである。「汝は冬祭りの使いなれば、我にも相応の施しを与えるべし。」ファたそは巨漢のフォデスを恐れず、緑の包みを選ぶと走り去っていった。
栄華を極めた蛮王も、一度それを喪えば、より強き者や考えを寄る辺としてしまうものだ。一方で、無垢な幼子は親しげでありつつも、むやみに他者に生を委ねることがない。「和して同ぜず」の金言は、「ファをしてフォデスに優る」逸話が転じたのだとする説もある。

ミルラ←---同盟---→ファたそ
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敵対 　賄賂
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　　 フォたそ